旅はくつずれ

UNDER THE COUNTERのボーカル 関谷謙太郎のブログ

 
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
10


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

掃除機男の夏休み

世界中が中弛みの水曜日



男は人知れず混乱していた



あれこれ考えることにいい加減うんざりしていたが、思考は動物園の狼のように、うろうろと同じようなところを行ったり来たりしていた



男は気を紛らわすように、部屋の片付けをはじめたが、遅々として掃除は進まなかった



男は突然思いつめたような顔で、最近月賦で手に入れたばかりの、バイソンの掃除機の吸い込み口を右耳に当てると、おもむろにスイッチを入れた




ウィーーーーーーーーーーーン




最新式のジェイソンの掃除機は、その性能の高さを誇示するかのように、たちまち彼の頭の中の隅から隅までを徹底的に吸い込んでしまった



そして男の頭は一切空っぽになった



さっきまでが嘘のように頭がかるかった



何か覚えておかなければいけないこともあった気がしたが、きれいさっぱり忘れていた



伽藍堂の頭をコツンとこぶしで小突くと、



「キャラキャラ☆」



という小気味良い音がした



男はその音が気に入ったらしく、何度か頭をコツコツ小突いては、音色の違いを楽しんで、ケタケタと笑っていたが、その内飽きて止めてしまった



暫くすると、男は頭の中がなんともスースーと寒々しく、何か物寂しいので、一羽の鳥をその中で飼うことにした






明くる日、近所のペットショップで買った鳥は、とても小さかったため、男はその鳥に「コトリ」と名付け、「小鳥」と書いた名札をその首にぶら下げた



しかし、男は過って、「小島」と書いてしまい、書き直そうかとも思ったが、面倒なので、名前を「コジマ」に改名した



コジマは小さいナリの割りにすこぶる元気者で、しばしば男の頭の中を耳から抜け出しては、バタバタと狭い六畳間を飛び回った



はじめは元気よく飛び回る愛鳥をほほえましく眺めていたが、3日もすると部屋の床は、抜け落ちたコジマの羽毛でいっぱいになった



男はシャンソンの掃除機で羽毛をきれいに掃除したが、成長期のコジマの落とす羽毛の量は想像を絶するものであり、結局、男は日がな一日シンプソンの掃除機をかけ続けるる羽目になってしまったのである





つづく

かも





ようやく頭がすっきりしたところで、いよいよ「UTA GET NIGHT!!!」開宴まであとわずかとなりました!


チケットもまだ受け付けていますので、皆様お誘いあわせの上、是非遊びにいらして下さい◎


鏡割りも用意してございます、もしmy枡をお持ちの方は持参して頂けるとファッキングレイトかと


非常に楽しみ


待っています





本日は若干睡眠不足タウリン補給

関谷
スポンサーサイト


Comments

読んでるうちにお話の世界に吸い込まれてしまって、
まるで鳴っているのが自分の頭のような、コジマがすぐ傍にいるような感覚に陥りました
「男」ではないのですが(笑)

ありがたーい祝い酒ですのでmy枡持って遊びに行きます!

今夜はぐっすり眠れるといいですね
不思議なお話だね。つづきを楽しみにしてます。
毎日暑いですね!夏バテしてませんか?もうしばらくこの暑さが続くとの事でウンザリです(泣)でも待ちに待った28日がもうすぐなのでワクワクしてます♪

Leave a Comment


Body

プロフィール

関谷 謙太郎

Author:関谷 謙太郎
UNDER THE COUNTERの唄い手

1982年10月16日生 新潟県長岡市出身 A型

広島カープ・大相撲・酒・セブンスター・オールスター赤・たこぶつ・トマト・ブロッコリー・わさび・散歩・ヤマザキジャムアンドマーガリン・ダノン・銭湯・伊丹十三・坂口安吾・夜のパトロール・つげ義春・ジムジャームッシュ・桃・冷奴・ポン酢・梅干し・昼の蕎麦屋・人間・紅ショウガ・ジョーストラマー・酒・音楽

好む

 
 
 
QRコード
QR
 
 
検索フォーム
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。