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- Date: Tue 20 04, 2010
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うそ

折れた煙草の吸殻で
あなたのうそがわかるのよ
誰だったかの唄の一節
うそについて
俺は夕べうそをつかれた
夕べのスタジオ帰り、四時間唄い続けた俺ののどはタクラマカン並みにからからで、恵みの雨を今か今かと待ち詫びていた
「今日だけは、家ではなく、ビール一杯だけでいいから、外で飲んで帰りたい」
そう心から思った俺は、なけなしの百万円を握りしめ、帰り道の安居酒屋の暖簾をくぐった
そこは普段なかなか入らないタイプのお店(この選択が後に命取りとなるのだが)
テーブルにつき、注文
「瓶ビール一本」
「すいません、ウチは生ビールだけなんすよ~」
「うむ、ならばいたしかたない、じゃあ生ビールをひとつ」
メニューに目を遣る
「ふむ、生ビールは一番搾りか、キリンならラガーが個人的には好ましいところだが、まあラガーの生をおいてるところはなかなかない イチローに免じて今日は一番搾りでいこう」
「お待たせいたしました 生ビールです」
「うむ、ありがとうさがってよいぞ」
ひからびたゴビ砂漠は、黄金に輝くスコールが降り注ぐその時が近いのを察したのか、ゴクゥ… と地響きをあげる
そしてついに土砂降りの如きゴールデンウォーターをぐっと一口
「む………」
ど素面今日一杯目のお酒を口にする俺には、ひとくちでいま起きた事態を把握できた
「これはビールではない…
こ、これは、間違いない…
発泡酒かなにかだ!!!!」
俺にとって、その日の一杯目のビールがどれだけ重要なものであるかは、多少なりともお酒をたしなむ方であれば容易にお解かり頂けるだらう
確かにメニューには一番搾りと明記してある
こういう店がある とは聞いていたが…
けしからん
俺は何も発泡酒に怒っているわけでは、断じてない
ビールといって発泡酒を出したその無粋な うそ に憤怒しているのである
かく云う俺もうそはつく
しかしこのうそはいかん
赦されんぞ!
メロスは激怒した
俺はやさしいから店の名前は伏せておくが、もう二度といかん!
なに?関谷んなことでそこまで怒んなよ、人間ちーせーなーだと?
俺は人間ちーせーんだよ!
心の広さだってバチカン市国なみさ!
まあとりあえず、俺は かわいい うそ 笑える うそ はいっぱいついていきたいし、いっぱい見つけていきたい
なんつって、俺はほんとにうそつき野郎だこの唐変木!
仕事終わり、今夜はこれから兄弟酒
じやあまた
ホラ貝関谷
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こういうウソは哀しいですね・・・
私の心の広さなんてたぶん手のひらサイズですよ 笑
今夜は弟さんと呑んで、ヤなことはきれいさっぱり忘れちゃってくださいね★